うど、ふきのとうなど、春だなあ、、としみじみ感じさせてくれる山の幸を、いれて、おいしい「だし」でお吸いものをつくりませんか。
透明で、少量の塩、上質な醤油、酒ぐらいで味をつけている清冽な汁の仕立てには、お客様にだす場合は、特に気をつかいますね。お料理屋さんほどの吟味はできないまでも、まねができる方法がひとつあります。それは、吸う人の時間にあわせて、だし汁を引くということです。どの料理よりも、あとでだし汁を引くように段取りをします。それまでに、椀種、椀づま、吸い口準備だけを終えておきます。引き立てのだし汁こそ、お吸い物のおいしさを決めますので、名島屋にだしパックをお使いいただく場合も、最後にだしを作っていただきたく存じます。
季節の変わり目のお吸い物は、椀だねには、わくわくしますね。。春がくるのは、特に寒い地方にとっては、なによりも、気持ちがはずむものですよね。。寒く、厳しい冬を数ヶ月過ごし、春の日差しを感じたときの喜びを大きいと思います。
上の写真は、ふきのとうです。。少しにがみがあって、吸い口のかわりに使ってくださいね。
「わかめの吸い物」
材料、、、、3人分
1、わかめ、、水に浸して、塩をとった「わかめ」を2cm長さくらいに切ったものを、一人分が大さじ2杯分くらいが適量です。
2、うど、、、5センチ長さくらい うどは皮を厚くむいて、薄切りの短冊に切ってください。
3、ふきのとう、、外の葉は取り除き、中の柔らかいところだけを使います。ちいさく手でしてください。香りづけ程度に使いますので、小さくされてかまいません。
4、お鍋に450cc位のお水をいれ、5分ほど名島屋のだし「新だし」を浸しておきます。それから中火にて煮たて、沸騰したら、、さらに3分ほど弱火にて煮たてます。だしパックを取り出します。
そこに、わかめ、うどをいれ、30秒ほど煮ます。火を止めて、醤油大さじ1杯をいれ、味を見て、塩味がよければ、塩は省きます。お酒、大さじ1杯ほど入れます。最後にふきのとうをいれて、できあがりです。