2011年4月
昔ながらの「ちらし寿司」いろいろな行事に花を添えるちらしずし。行楽の季節、重箱に入れて
手土産にしても、きっと喜ばれることでしょう。おいしいだしで、仕上げた手作りなら、ないよりの
おご馳走です。
材料、、、4人分
●干ししいたけ、、、4枚 ● 干ぴょう、、、1本 ● 高野豆腐、、長方形のもの1枚
●小海老、、300g ●れんこん、、5cm ●にんじん、、3分の1本 ●三つ葉、、1束
●卵 3個 ●焼海苔、、全形1枚 ●だし汁 砂糖 塩 酒 みりん 醤油 酢 サラダ油
すしめし
材料、、4人分
●米、、3カップ ●みりん、、大さじ3 ●昆布、、、10cm×15cm
●あわせ酢、、酢、、 大さじ3 塩、、小さじ2 砂糖、、大さじ3
作り方
① 米は炊く1時間以上前にとぎ、ざるにあげておく。
② みりんの分量と水をあわせ3.3カップ(1割増し)にして、切った昆布をいれて米を炊く。
③ 炊きあがったごはんを器にあけ、酢、砂糖、塩を混ぜた合せ酢をまわしかける。しゃもじで
切るように混ぜ、すしめしを作る。
料理のポイント
※ 茹でもの、煮物それぞれに小鍋を割り当て、使いまわしで段取りよく仕上げましょう。
※ 新だし1包を500cc弱の水で煮出し、具を煮るためのだし汁を用意しておきましょう。
手間はかかりますが、それぞれの具を別々に煮るのがおいしさの秘訣です。
※ 具の準備は干ぴょう、しいたけから。時間のある日に多めに作って冷凍しておいても便利
です。
具の作り方
しいたけ 、、、、中程度の干ししいたけを4枚を水で戻しておく。
①戻したしいたけを、だし汁3分の2カップと砂糖大さじ2で4~5分下煮する。
②みりん大さじ2、醤油大さじ1を加え、汁気がなくなるまで中火で煮る。
③冷ましてから軸を落とし、2枚は薄切り、2枚は飾り用として扇型に4等分する。
干ぴょう、、干ぴょう1本を水洗いし、塩もみした後、水に30分つけておく。
①干ぴょうをつけ汁ごとゆで、爪で痕がつく固さまで戻ったらざるにあげ、水洗いする。
②だし汁1カップと砂糖大さじ2で、弱火で5分程下煮する。
③みりん大さじ2、醤油大さじ1を加えて、汁気がなくなるまで中火で煮る。
④冷めたら適度な大きさに切りそろえておく。
高野豆腐、、3cm×4cm四方の高野豆腐1個をぬるま湯で戻しておく。
①高野豆腐を手のひらにはさんで水気を絞り、横に包丁を入れて厚みを半分にした後、薄切り
にする。
②だし汁2分の1カップと酒、砂糖、みりん、醤油各大さじ1を煮たて、①を入れて弱めの中火で
汁気がなくなるまで煮る。
海老、、、小海老300gは背ワタを取っておく。
①小海老を水から茹で、沸騰後1分ほど経ったら火からおろして茹で汁ごと冷ます。
②冷めたら皮をむき、頭と尾をとって分量の甘酢に10分ほど浸ける。
甘酢の分量 酢、、大さじ3杯 塩、、小さじ1杯 砂糖、、大さじ1杯
れんこん、、、5cm見当のれんこんの泥を洗い落とし、乾かしておく。
①れんこんは皮をむいて、縦半分に切って薄切りにし、れんこんの穴に沿って、切り込みを
いれ、雪の輪切りにする。
②鍋に水を入れ、煮立ったところに、れんこんをいれ、5分程ゆで、ざるにあげる。それを15分
ほど甘酢に浸ける。
甘酢の分量 酢、、大さじ3杯 塩、、小さじ1杯 砂糖、、大さじ1杯
にんじん、、、にんじん3分の1本の皮をむき、細切りにする。小鍋ににんじんを入れ、ひたひた
程度の水と砂糖大さじ1杯と塩少々を加えて火にかけ、沸騰後3分ほど煮立ててざるにとり
冷ます。
三つ葉
三つ葉一束は根の部分を落とし、塩少々を加えた熱湯にさっとくぐらせ冷水にとり、茎だけを
3cm長さに切って少量の塩をまぶす(葉の部分は使わない)
錦糸卵
溶き卵3個分に砂糖小さじ1、塩少々を加えて調味し、サラダ油をひいたフライパンなどで
薄焼き卵を作り、冷めたらせん切りにする。
もみ海苔
焼海苔(全形1枚分見当)をビニール袋に入れ、袋ごと揉んで細かいもみ海苔にする。
↓
材料が揃ったら、、、
①すしめしが人肌程度に冷めたら、もみ海苔を均一に混ぜ込む。
②薄切りのしいたけ、干ぴょう、高野豆腐を均一になるように、すこしずつ混ぜる。
③全面に錦糸卵をのせ、飾り切りした、しいたけ、海老、にんじん、三つ葉を彩りどりよく
散らす。