皆様 ますますお元気にお過ごしのことと存じます。
春に近づいたお日様を感じるお昼ですが、夜は、まだまだ冷え込みますね。
さて、BSニュースをみると信じられない光景が流れております。
今の80歳以上の方々は、まだまだ若いころの戦争や、戦争後の日本を生きておられるので
若い人々よりも、おそろしい経験を思いだされて、精神的に気持ちが沈むのではと心配します。
悲しい出来事や、おそろしい出来事は、胸深くにおさめているようでも、ちょっとしたことで
よみがえり、気持ちが沈むものです。心の奥に奥に、しまっていることしかできませんよね。
亡くなった私の母も、学校の朝礼で空襲をうけた経験をもち、閉所恐怖症にくわえ、雷を非常に怖がり
ました。それと夜道が大嫌いで、歩けないほどでした。
おそろしいものと小さいときから、そのように思う人が近くにいたせいか、私もほとんど同じに育っています。
いまでは、PTSDとかいう症状で表現もされたりしますが、戦争体験は、非常におそろしいものであったと
思われます。
名島屋のお客様も高齢の方も多いので、できるだけ楽しく、お話をしたいと感じております。
一日も早く、地に平和が他国に戻りますように、そしておびえた眠れない日々を過ごしておられる人々に
平安が戻りますように、願いたいと存じます。
寒かったり、お昼はぽかぽかになったりとしますが、お身体をご自愛くださいませね。
井口知子