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8月の佐賀県の豪雨についてNEW

拝啓 残暑厳しころですが、お元気に名島屋のおだし、お海苔でしっかりお食事をされて、ますますお元気のことと存じます。

また、8月の佐賀県の豪雨で、ご不自由な生活をされておられる県民のお客様にお見舞い申し上げます。

9月4日の佐賀新聞に、佐賀県の豪雨の被害の具体的な内容が記事になっておりましたので、ご報告を申し上げます。

 

9月4日、佐賀新聞より

 

  タイトル は、  「有明海へ油流出ない」 県、漁連に説明  ノリ漁影響 否定

佐賀県内の豪雨被害の対策を話し合う県有明海漁連の運営委員長支所長会議が3日に開かれ、杵島郡大町町の佐賀鉄工所大町工場から

流出した油の状況を県が説明した。冠水地域内での処理を実地し、油膜は六角川の六角橋より下流では確認されていないとし

「ノリ漁に影響はないと考えている」と述べた。

吉川貴盛農相も同日の閣議後会見で「有明海への油流出はなく、ノリ生産への影響は生じない」との見解をしめした。


 

県の落合裕二県民環部長が漁協本所で幹部約40人に説明した。 流出した約5万リットルの油について、冠水地域内で水をためた状態で油の

吸着を行い、作業をほぼ終えたと述べた。

六角川の河口ぜきまでの間にある5か所の門にオイルフェンスを張ったことも報告した。

専門家が海上保安庁のヘリコプターで監視を続けているとも話し、河口より約10キロ上流、国道207号の六角橋から上流だけで

薄い油膜が観察されているし「有明海への油の流出はないと考えている」と話した。

 

吉川農相は油の流出に関して、県の要請を受けて水産関係の専門家2人を派遣したと会見で説明し「有明海への油流出は認められず、

ごみなど漂流物の回収を今週中に行うため、ノリの生産への影響は生じなと思われる」と述べた。


一方、浸水などの被害に遭った農地面積は水稲が501ヘクタール、大豆が2650ヘクタールとし「大豆には被害が生じると思われる」

との見方を示した。水稲は「比較的早く冠水が解消したため影響は少ない」としつつ、大豆は「今後1週間ほど生育を観察する必要が

ある」と話した。

 

上記の内容の通り、来季の有明海の海苔の養殖に、今回の佐賀県の豪雨の影響は、心配ないと

いう内容をご報告させていただきました。


名島屋のお客様には、豪雨のあと、ご心配のお見舞い等をいただき、こころより感謝申し上げます。

来季も、おいしい有明海の海苔が収穫されることを、わたくしどももほっとしたした次第です。

縁起のりは、多くのお客様に愛され、この海苔を、おいしい、おいしいと言ってくださいます。

 

まだまだ残暑がきびしいので、どうぞお体を大事にされて、お過ごしくださいませ。

                                                                 名島屋 井口知子