みなさま、今日はいきなり、3月ごろのお天気に戻りましたが、お元気にお過ごしのことと存じます。
福岡市では、4月22日、土曜日に、コロナ後はじめての、大きな花火大会が、福岡市東区香椎浜で
開催されました!
ドーンと響く音、風は少し強かったものの、みごとな花火でした。
久しぶりの花火大会、花火も進化して、おしゃれになって、すばらしいものでした。
細い細い三日月、待ち月の中、福岡空港に着陸する飛行機が、花火を楽しみながら、着陸態勢に
入っている様子も見えて、コロナの厳しい数年が、少しづつ過ぎ去って、活気が戻ってきていることも感じ
じわっと喜びがあふれてきました。。
ここで、花火の歴史をすこしだけ。
日本の祖先は、神に祈るとき、火をもって清め、清浄な心と体で誠意を示すことが条件とされ、
神への敬い祭りの原点だそうです。
日本の花火は精巧で美しいと言われているそうです。花火師さんたちが精魂こめて、文字通り命をかけて
伝えてきた伝統技術だからそうです。
花火の起源は秦の始皇帝の時代に中国で「狼煙、のろし」として使われていた黒色火薬が花火の始まりの
ようで、シルクロードを通って火薬がローマに伝わり、ヨーロッパ諸国最初の花火がイタリアのフレンツエ
に始まったとされているそうです。
日本に火薬が伝わったのは1543年、ポルトガル人が漂着したときに持っていた鉄砲の部品で
あったと伝えられています。
天正17年(1589年)に花火を伊達政宗が観賞したのが最初であるとも云われています。
花火 花火師さんたちの命がけの仕事で、初夏になりつつある福岡の夜空に
いろいろな人々の感情が、重なったことと思います。
来年は、もっと、もっと、世界中の人々が、なんの憂いもなく、旅が、仕事ができるように
なっているように、心から願いたいものですね。
名島屋 井口知子