昨日は、福岡は雨。春が近づく雨に、満開の梅の花びらが、きれいでした。。。
博多の街は博多駅が新しくなり、阪急デパートが入り、プレオープンから今日まで、どこから
こんな人が集まったのかと思うほどの人です。九州の玄関口の博多駅のリニューアルは
何年ぶりなのでしょうか。。100年単位の大事業と新聞に書いてありましたが、次のリニューアル
まで、見たいなあ、、!と思ったしまったのは私だけでしょうか。地下には、名島屋の出汁も
自慢げに並んでいるということですので、行きたかったのですが、上から順番に見てまわり
地下までたどり着かず、へとへとになって帰りました。
土曜日、日曜日と久しぶりに休ませていただいたので、本を1冊読みました。
「川北 義則さんの凛として生きる男の作法」
その中で料理に関することが書いてあったので、ご紹介します。
「長い間、日本男児は「料理」を女性にまかせっきりきた。これは大きな間違いだったようだ。
最近、それがはっきりわかった。そこがいいたい。いま、あなたが何歳でもいい。どんな境遇でも
いい。男子も厨房に入るべきである。
テレビ東京系で放送している夜の報道番組「ワールドビジネスサテライト」のキャスターをして
いる小谷真生子さんが建築家の安藤忠雄氏に「想像力をどう養えばよいのか」と尋ねたところ
「料理をおやりなさい」といわれたらしい。これはとてもよい忠告である。
料理は人間が生きていくのに必要な、さまざまな能力のほとんどを養う力を持っているからだ。
決断力、判断力、観察力、人間関係力、想像力、創造力、忍耐力、、、人間が社会で生きて
いくのに必要な、これらの能力はすべて料理を通じて学べるのだ。
考えてみればこれは当然だ。人間は食べなければ生きていけない。だが、食べ物というのは
生理的には人間にとっては異物である。生のまま食べれる食材には限度がある。火を獲得
した人類は、調理を覚えて食べられる食材を一気に増やしたのだ。
男が料理をしないでよかったのは、奥さんがしてくれたからで、作ってくれる人がいなければ
、食べないか、自分でやるしかない。外食は作ってもらうことだが、そればかりでは経済的にも
栄養的にも十分でないことが多い。」
まだ、まだおもしろい部分は後半に続きますが、次回に。
私は男に料理をすすめているわけではなく、このホームページのレシピは料理の専門家でも
ない私が、短時間で作れて、しかも私なりに健康を考えたものをご紹介しているのだけれども
男の人が見てくれて、メールなんかで、味噌汁作ってみました!なんてきたら、また頑張る
のになあ。。。とか思っているから、この本のこの章が紹介したくなったのかもしれないです。
3月の気まぐれ天気にと、やたらと最近聞くので、3月生まれの私は、少し自分の性格の悪い
ところを指摘されているようで、しゅん、、となっている次第です。
名島屋 井口知子