皆様お元気にお過ごしのことと存じます。
福岡も感染者が増え、また飲食の制限がはじまります。高校からの仲よしのお誕生の食事を
行きつけのお店の個室で、和食をいただきました。毎年、誕生日前後に、お互いに外食プレゼントを
しており、数十年続いております。2本は開けていたワインが、半合の日本酒にかわり、私は、なんと
ノンアルコールのシャンパンもどきです。。。最近のノンアルコールは優秀です!
このお店は、福岡市博多区の御供所(ごくしょ)にある白つぐというお店です。隣は有名な寺で、2階からその
お寺の大きな楠が見えています。古民家風で、この丁寧な作りの、飾らない旬の美味しさは、茶道をされて
いる方のファンも多いそうです。お昼に行きましたが、今年も元気でお祝いができ、うれしかったです。
同じくらいに母をふたりとも亡くし、一年が過ぎようとして、いろいろ服や、持ち物を整理しなければ
ならないのに、納骨さえ、寒かろう、暑かろうと、しておらず、まるで、そこにいるように、
好きなお菓子や、食べ物やお花いっぱいの中で、写真が微笑んでおります。服は、着れるものは、
まだ香りが残っているうちにと、たびたび着ております。お菓子は話しながら、もう食べたよねと。
その服を着ているとき、声が似ているせいか、はっとされることがあります。
上の写真は、なんとカラスミの手巻きです。このカラスミは、店主が自ら作ったものだそうです。
まあ、ぜいたくな手巻きでした。カラスミは、ボラなどの卵巣を塩漬けにし、天日干しで乾燥させたものですが
名前の由来は、形状が中国伝来の唐墨に似ているからだそうです。
日本以外でも台湾やイタリアのサルデーニャ島、スペンイン、エジプトでも作られるそうです。
三大珍味と呼ばれています。日本は、長崎のものが有名です。
このもったりとしたチーズのような味は、パスタにも大変相性がよいですね。
この手巻きは、カラスミでなくても、同じように、奈良漬にしたり、ブルーチーズにしてもおいしいような。。
この一品は、エビのゆでたものと、からっとあげたエビの頭です。ソースがさいの目に切った酸味の
あるリンゴと、リンゴ酢に少し甘味を加えたソース、エビの下には、菜の花です。
これは、見よう物まねで作ってみたいですね。
友人は冬、私は春、お料理が重ならなくて、楽しみのお誕生日会です。私の50肩も、可動域が少しづつ
広がってきており、整形外科へ行く頻度も減っており、治っていくのに、卒業近くの生徒のように
さびしくもなっております。
木蓮のつぼみも、もう小さいながらできております。さくらも。
帰りに二人で、福岡市東区のなみきスクエアの図書館で、探し物をして、カフェで
公園に降り続ける雨を眺めながら、過ごして帰りました。
ますますお元気にお過ごしくださいませ。
井口知子