読めませんよね?雹は、こんな漢字です!昨日の朝、雨かと思っていたら、雹でした。
朝、雹が降ったのに、夕刻近くの4時ごろには、大きな虹を見ました。。そして夜には
輝く三日月と一番星。なんと忙しい一日でしょう。
いきなり福岡市は寒くなり、事務所は換気のため、窓は少し開けて、1時間おきに全開にするので
今年の冬同様、すでにユニクロのダウンを着て仕事をしております。軽いから助かってます。
最近まで半袖を着ていたような気がしますが、ほんと、中間の季節がなくなってきていますね。
虹も美しかったし、月も冷え切った空気に三日月と少し離れて一番星。
今年の冬は寒いそうです。もう少しすると九州有明海の海苔の入札が始まります。当社、井口食品は
入札権を持っており、毎年入札は、社長の大変なお仕事です。海苔の入札の業界用語は釣りの用語にも
似ているところがあり、入札で札をいれても落ちなかった場合など、おもしろい言い方をします。
未だに、銭単位まで価格を入れます。相当なランクが海苔にあり、ひと箱に全形の海苔が3600枚入って
います。漁連が開催するのですが、初入札は毎年、NHKの夕方のニュースで紹介されています。
当社は会長時代から、そのニュースに海苔を見ているシーンがよく映されるので、夜にまた放送される
ときには、毎回見ております。映れば、単純に喜んでおります!
入札前には、昔から使っている鉛筆のしんを机で削るシーンが事務所で見られます。。その鉛筆を
全国の気鋭の海苔のメーカーの仕入れの方が、耳の上に置いて、海苔の値踏みをされています。。。
今年は寒いので、海苔の品質も期待できそうです。海苔はしっかり冷え込んで、海に栄養が川からたっぷり
注いでいないと美味しい海苔ができません。環境を守っていくためには、消費があるから生産者が意欲をもって
作り続けることが一番と感じております。その需要があることが、海や川のまわりの山々の環境を大事に
することにつながっているのだと思います。日本で出来る食糧をいつまでも作れるように、召しあがって
いただきたいと心から思っております。需要があれば、続くと確信します。
寒くなってまいりましたので、身体を冷やさないように、なさってくださいませね。
名島屋 井口知子